
中学受験で通塾する/しないの選択について。途中で退塾するケースを多々見てきました。
・御三家早慶レベル合格の見込あり
・塾で重宝されるような高偏差値
であるパターンAと、そうでないパターンB、扱いはまるで違うそうですよ。
パターンAであれば、先生に投げかける質問への回答、個人面談等、手厚いサポートが期待されます。
一方、パターンBの受験生の保護者の話を聞くと、常に原因は受験生にある(受験生要因)前提で話されるといいます。
・復習はちゃんとしているか?
・復習の方法に問題はないか?
・最後の最後に「お子さんの学力の限界」
つまりは、こういう⬇️意味です。
・塾側に否/落ち度はない
・教え方に問題はない
何故なら『出来る子は出来てるから』です。
クラス全員の成績が上がらないのであれば、「教えている側(塾/講師)」の否/落ち度を認めざるを得ません。
しかし、実際には、一定数以上の生徒の成績が上がっている以上、それ以外の生徒の不出来は、全て生徒要因で落着します。
問題があるのは塾ではなく、成績が上がらない子の理解力/学力という言い分です。
どの塾も営利団体です。電車の窓から見えるほどに合格実績の看板を掲げているのは、宣伝、生徒の奪い合いが目的です。
早々に諦めて退塾されてしまっては、営利上、不都合です。経営が成り立ちません。
「お子さんの学力の限界です」は最後の最後まで取っておくようです。
保護者が諦めない限りは出費が続く。それによって得られる効果次第では、大変高額な獲得単価になりますね。